尾瀬の風景 INDEX燧裏林道で紅葉三昧 写真 01

OZE Cruising map

御池 - 燧裏林道(上田代 ・ 横田代・ 西田代 ・ 天神田代) - 段吉新道(折り返し)

2008年最後の尾瀬は、これまで未体験のコースで紅葉がきれいなところ、ということで燧裏林道をメインに歩くことに決定。燧裏林道とは読んで字の如し、御池から燧ケ岳の裏側(北側)を迂回して尾瀬ヶ原の北に至るという比較的マイナーなコースだが、紅葉の時期はハイカーが多いらしい。この燧裏林道を通り、途中の分岐から段吉新道を経て尾瀬ヶ原の北の端、赤田代まで往復する。

今回は東武の尾瀬夜行を利用。御池に向かうバスから周囲の山々を眺めると、ブナの樹々が何ともイイ感じに紅葉している。これは期待できそうだ 。6:00前に御池に到着し、準備をして出発。駐車場の周りも見事な紅葉につつまれていた。天気は曇りだが、次第に晴れるという予報だった。

御池田代、姫田代と通過して、このコース最大の湿原である上田代に到着したのが7:20。ちょうどこの頃から陽が射してきた。朝の斜光が照らし出す草紅葉の傾斜湿原は本当に美しい。その後はほとんど展望のきかないブナ林を進むが、途中にノメリ田代、横田代、西田代、天神田代といった小さな湿原がアクセントになって、結構変化に富んでいる。天神田代では樹々の間から、うっすらと雪に染まっている燧ケ岳を望むことができた。天神田代というネーミングのせいか、青空に白い山頂が映える光景は神々しくも見えた。

それから裏燧橋を渡って、段吉新道に入る。天気はすっかり快晴。このあたりもブナの紅葉が美しい。ところがここで、ちょっとショッキングな出来事が起こった。10:30、赤田代まであと20分ほどにある沢に向かって古い木道を降りる際、足を滑らせた。このとき転倒はしなかったのだが、滑った右足を見て ゾッとした。あと10cmも外に大きく足をついていたら、沢に転落するところであった。一旦、沢の橋まで降りたが、このことですっかりテンションが下がってしまい、また、ここまで来た長い道のりをまた戻らねばならないことを考え、ここで引き返すことにした。

来た道を戻り15:00に御池に無事帰還。往復約15kmの行程は、これまでで最長であった。

この燧裏林道、難易度的にはそれほど難しくないようなので、当初はのんびりと秋の山歩きを楽しむつもりであった。が、これが意外とキツかった。大まかな高低図を見ると、御池から上田代まで100mほど登った後は緩やかに下っていくようなレイアウトなのだが、実際歩くと、途中に点在する沢を渡る際の急な下り上りなど、細かいアップダウンあり、ぬかるみあり。加えて、全体的に木道の状態が古く、朝露で濡れている上、おまけにこの時期、落ち葉が積もっているため歩きにくいこと、この上ない。情けないことに、足を滑らせること数回、完全な尻餅をつくこと5回ほど。歩き方が悪いのかと落ち込んでいる傍を、普通のゴム長靴で軽快に通り過ぎていく人もいて、ますます落ち込む・・・。

しかし紅葉の方は、まさに見頃といった感じで、ブナの樹々の紅葉をはじめ、点在する大小の湿原の草紅葉も含めて、評判通りの秋の風景を満喫できた。

これにて、2008年の尾瀬山行を終えた。

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